１月１５日（水）、東京理科大学特任教授の松本明氏をお招きし、中学２年生には出前授業を、全校生徒には講演会を実施しました。
中学2年生を対象とした数学の出前授業は、2次方程式の単元で、解の公式がテーマでした。授業は教科書に載っているような説明ではなく、正方形の面積を利用した解の公式の導き方の説明で、生徒たちの興味を引くような内容でした。また、後半には「まなボード」を用いたグループワークを行い、メンバーと協力して意見を出し合うこともできました。普段とは違う形の授業でしたが、意見を述べ合ったりと、生徒たちは真剣に受講していました。
続く講演のテーマは、「考えることが楽しくなる“数学”」でした。ご自身が高校生の教員として教壇に立っておられた経験から、数学の楽しさとその重要性を様々な角度からお話いただきました。プリントにあるような面積のからくりや黄金比・白銀比の話、最後は数学という学問が私たちの将来にどう影響を与えてくれるかを講演していただきました。途中のグループワークでは熱く議論を交わしている姿が見受けられました。
普段の授業と違い、大学の先生から直接指導を受けることができた経験は、生徒にとって大変貴重なものになったはずです。