このひまわりは、東日本大震災の復興支援ボランティア活動を続けている湯河原町の方が、宮城県石巻市の被災地で咲いていたひまわりの種を持ち帰り、育てて増やしたものです。
 
　本校では、その苗を2022年に譲り受けて以来、毎年、咲いた花から採れた種を受け継ぎながら育て続けています。今回まいた種からは、４代目となるひまわりが咲く予定です。園芸委員会の生徒たちが心を込めて、大切に育てていきます。
 
　被災地の思いが込められたこのひまわりが、夏には大輪の花を咲かせ、見る人の心を和ませてくれることでしょう。そしてこの願いと共に、ひまわりの命をこれからも大切に受け継いでいきたいと考えています。